氷のキャンドルが生み出す非日常

真っ白な雪で覆われた街並みを氷のキャンドルが彩る幻想的な景色。
そんな北海道の冬ならではの光景を見ることができる「小樽 ゆきあかりの路」が2024年2月10日から17日まで小樽市で開かれています。

明治時代から残る歴史ある建物や市内を流れる運河が有名な観光地・小樽。
北海道の西海岸のほぼ中央に位置する、後志地方唯一の市です。
札幌からは車で約1時間、JRでは乗り換えなしの約45分で行くことができます。

その小樽市で毎年開催されているのが「小樽 ゆきあかりの路」
期間中は運河沿いはもちろん、今年は天狗山も含めた市内各所がロウソクの優しい灯りで彩られます。

冬の幻想風景を宿で楽しむ

歴史ある街並みをロウソクが照らす風景を室内で楽しむことができる宿があります。
「運河の宿 おたる ふる川」があるのは、スノーオブジェやスノーキャンドルが作られる会場のすぐそば。お部屋はもちろん、レストランのカウンター席からも運河沿いの景色を楽しむことができます。

「運河の宿 おたる ふる川」はふたつの大浴場があり、(※時間によって男女交代制)鳥のさえずりが聞こえる露天風呂や、ドーム型の寝湯、温泉の湯気を利用した蒸し風呂などさまざまな形で天然温泉を楽しむことができます。
ほかにも、アロマを使ったエステのメニューや全身をもみほぐして疲れを癒してくれるメニューが魅力のサロンも館内に併設。仕事や家事で疲れた身体をじっくりと休めることができる場所となっています。
また別館のラウンジには1000冊以上の本があり、音楽とともに心を癒してくれます。ラウンジでは朝6時からコーヒーや紅茶を無料で楽しむこともできるそうです。

温泉やエステで身体を癒し。本や音楽で心を癒し。
旬の食材でお腹を満たされながら、幻想的な冬の小樽を楽しんでみてはいかがでしょうか。

文/生野綺袈